この澄んだ星空を見上げるのが好きだった。
毎日夜は星を見ては、アナタのことを考えていた・・・・・。
++星空(1)++
私は普通の高校に通う女の子。
クラスメイトの好きな人を見るたびに辛かった。
だから、毎日星空を眺めては彼への想いを・・・いつもいつも・・・・・・・・。
毎日星空を見るのが幸せだった。
彼の本性を知ってしまうまでは・・・・・・。
彼とは二宮 和也。
クラスでもカナリモテてて・・・・・。
私にとっては魅力のある人だった。
2月14日。生まれて初めて好きな人にチョコレートをあげた。
彼は快く受け取ってくれた。それが凄く嬉しかった。
チョコレートと一緒に携帯の番号を書いた手紙を一緒に渡した。
それが私と和也の・・・・・・関係の始まりだった。
♪〜♪〜♪〜♪(携帯着信音:PIKA★★NCHI DOUBLE)
「もしもし?」
『もしもし。和也だけど。』
「ぇ・・・・?」
『あー二宮和也。わかる?』
「ぁっ・・・・はい!!」
『あのさぁ、今度の日曜あいてる?』
「ぇ・・・・!?はい!大丈夫です。」
『んじゃぁ、遊びにおいでよ。うちに。』
「はい!ありがとうございます。」
『いえいえ。っていうか・・・ちゃんだっけ?』
「はい!」
『敬語やめよーよ。』
「はい!あっ・・・・うん。」
『じゃぁ、また明日ねっっ。』
「はぁーい。」
和也と電話しちゃったよぉ!
しかも「ちゃん」だってっっvvv
今度の日曜に和也の家に行っていいってことだよね?
緊張するなぁ〜・・・。
*日曜*
『ちゃんっ。』
「あっ二宮くん。」
『和也でいいよ。』
「うん・・・。」
『いこっか。俺んちこっちね。』
「うん。」
『さて到着っ!!』
「一人暮らししてるの?」
『まぁね。1人のが楽だし遊べるし。』
「そっかぁ。」
『そこ座ってて?』
「うん。」
私がテーブルの前に座ると和也がお茶を持って戻ってきた。
『どうぞ。』
「ありがとう。」
『・・・・・・。』
「・・・・・・?」
『?』
「・・・ぇ?」
和也は私の名前を呼ぶと顔を近付け・・・・・深いキスをしてきた。
「んっ・・・・・・・。」
『・・・・・・・・・・・・・。』
「・・・・・・はぁ・・・・・・。」
自分の口から零れる吐息が・・・・・どうしていいかわからなかった。
NEXT
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ブラックにのみぃ再び!!!!
どうも書くとブラックになるんだよねぇ。
まぁ、次回以降もお楽しみにvvv
莉衣 2004,4,21