丁寧に慣れた手つきで私の服を脱がし終わると、
優しく愛撫をはじめた。
++2つの扉(5)++
とにかく何をするにも優しく丁寧で、和也とは全然違う・・・。
全てに愛を感じ、
いままで会った人とは・・・何か違う。
ベットの軋む音だけが響きわたる部屋で、
雅紀は丁寧に私の身体のいたるところにキスをした。
そして私の胸に顔を埋めて突起を口に含み、
舌で丁寧に愛撫をはじめた。
今までとは違う感覚で全身がしびれるような感覚を覚えた。
自然と身体は熱くなり、
それと同時に秘部が熱くなっていくのを感じた。
「はぁ・・・・んっ・・・・ゃっ・・・・・・あ・・・・ぁ・・・・・・んっ。」
『・・・・・んっ・・・・・・・。』
「・・・・・やぁっ・・・・ん・・・・ま・・・さき・・・・ぃ・・・・。」
『・・・・ん?』
「ぁっ・・・・・はぁ・・・・んっ・・・・・ぁ・・・。ほ・・・・しい・・・・。」
『俺も・・・我慢できない・・・・。』
雅紀の膨れ上がったものは相当な大きさにもかかわらず
私は雅紀をすんなりを受け入れた。
今までは痛みにこらえ、顔を歪ませることが普通だった。
でも、雅紀の愛撫には和也とちがうものがあり、
すでに興奮と緊張で秘部はそうとう濡れていたに違いない。
雅紀は自身を入れ終わると一気に奥を突きつつ腰をゆっくり動かし始めた。
今までにない快感。
あまりの気持ちよさに言葉も出ないほど・・・・。
「・・・・・・・ぁっ・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・・・・はぁ・・・・・んっ・・・・・・・・・・。」
『はぁ・・・・・・・・・・・・・・・。』
「・・・ぁっ・・・・・・・・・・ぁっ・・・・・・・・ん・・・・。」
『・・・・・・も・・・・・動いて・・・・・・。』
「ぅ・・・んっ・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・・ぁっ・・・・・ふ・・・ん・・・・・・・・・。」
雅紀に言われるとおり私自身さらに快感を求めるように腰を振った。
あまりに気持ちよくて自分ではわからないほど
激しく腰を振っていた。
雅紀もはじめはゆっくりだったものの、
次第に速度をあげ、そして力強く奥を一気に突き上げた。
「はぁぁ・・・ぁ・・・・・んっ・・・。」
『・・・・・はぁ・・・・・・ぁ・・・・・。』
あまり会話を交わすまもなく2人は少し高い声を上げ同時に快感の絶頂へ・・・・。
今私は家を出ようとしている。
雅紀はまだ寝ている。
・・・・・。
置手紙を書いて雅紀の部屋をあとにした・・・。
「
すごく満たされた・・・ありがとう。
」
雅紀にもらった10万と自分の携帯の番号を残して・・・・・。
少し引っかかることがある。
雅紀をヤッてるときの私・・・・比べてる・・・・・・。
キスをしているとき。
服を丁寧に脱がしてもらってるとき。
挿入されてるとき・・・。
すべて和也と比べてる・・・・・バカみたい・・・・・・あんなやつ・・・・。
あのあともう一度着信があった。
ちょうど雅紀を感じているとき・・・
あんなやつ・・・・そう思いながらも、私はなんのためらいもなく和也の家に向かった・・・。
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おぉ〜っと!ヤってしまったよ!?笑
次回はなんと和也さん家ですかぁ!?
どうなることやら・・・。
莉衣 2004,6,12